「第3回 海洋ゴミ問題に関する勉強会」
前回の自治体からの意見聴取に引き続き、今回は関係省庁より水産庁、国土交通省、環境省の現状説明がなされました。ゴミを処理する。しかし海洋ゴミの全ては処理できない。
さらにゴミが出る。さらにゴミを処理する。この繰り返しでは明らかに増えていきます。どうすればなくなるのか、どうすれば生態系に影響を及ぼさなくできるのか、どうすれば水産業の為になるのか、どうすれば環境を改善できるのか、各省庁からの報告を元に様々な角度から議論がなされました。「そもそも論」からの脱却、そして具体的な取り組みをしていくためにはしっかり現状を把握し、議論を重ねなければなりません。しかしそうしている今でも確実にゴミは環境を破壊しています。一定の議論の積み重ねがなされればあとは実行あるのみです。とにかく動き出さなければ、動き出してから考えるということも必要なのかもしれません。谷川代議士は議論の停滞を激しく嫌います。「地球は青い、地球は美しいそれだけで明日の米はなくてもいいのか」今日の車の中での話しです。要するに、きれい事をならべて賛辞をうけたり、議論にどっぷりつかっても問題がクリアーされなければ政治家が政治家である意味はないのです。事の本質を議論のテーブルの真ん中におかなければなりません。
次回は、外務省、総務省、財務省から意見を聴取する予定です。