2017年1月20日、内閣官房 総合海洋本部事務局の
甲斐局長、北本次長ほか担当者が議員会館の事務所に来訪。
松本純担当大臣が、近々視察ため
対馬に入るとのことです。
2017年1月4日長崎県議会の九州新幹線長崎ルート建設促進議員連盟
(会長:八江県議、田中議長、山本県議、麻生県議)が来訪。
古川康衆院議員(佐賀)へ要望しました。
謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
皆様におかれましてはつつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
まずは、この一年が皆様にとりまして健康に恵まれた良き年となりますよう、心より
お祈り申し上げます。
さて、冷戦構造が終結し、市場が一つになるグローバリズムが到来したことで世界経
済は飛躍的に拡大しましたが、資本と技術の移動により、先進国の工場が閉鎖され、
大量の失業者が出、閉鎖しないまでも賃金の上昇のスピードが鈍ったことによって、
大変な貧富の格差を及ぼしております。同時に、デジタル革命によって情報通信、金
融等が飛躍的に伸び、所得格差がますます広がり、このことによる国民の二層化が進
み、イギリスがEUから離脱、トランプ大統領の誕生等、大変な時代の激変を迎えて
おります。
我が国経済は、アベノミクス「新しい3本の矢」で間違いなく結果を出しています。
しかし、少子高齢化により、社会保障制度の維持が難しくなり、市場の縮小によって、
個人消費の伸び悩みで経済がうまく回っていないと言わざるを得ません。
また、業種ごとの業況にはばらつきが見られるなど、デフレからの完全脱却もまだまだ
道半ばです。引き続き、若い皆さんも、高齢者の皆さんも、難病のある方もあるいは
障害を持った方々も、皆さんが活躍できる一億総活躍社会を作り、名目GDP600兆円に
向かって力強く歩みを進めて参ります。
また私事ですが、平成28年4月20日、念願の国境離島法案(議員立法)が成立しました。
この法案の成立を目指し、自民党離島振興政策の要である離島振興特別委員長として
全力を傾注してきました。柱は2つ。1つは「航路航空路の運賃低廉化」、そして
「雇用の創出」です。特に「雇用の創出」は難しい。本当に難しい。簡単なら誰か
がやっています。
まずは「1次産業のブランド化」です。商社を作って自前で価格を設定できなければ
離島の厳しい環境で商売はできません。そして人がいなければ会社は成り立ちません。
人づくりは急務かつ最重要課題です。廃校を活用し、農林水産業、建設業、介護、
ITなどの技術者や営業専門職を育て、それをテコに企業誘致する。
次に「観光振興」=「交流人口の増加」です。どうしたら人が島へ来てくれるのか、
どうしたらもう1泊してもらえるのか、を考えなければ人は来ません。などなど、
知恵を絞って応援すれば会社は生まれ雇用も生まれると、日々模索しています。
皆様のご支援で政権に復帰できた自民党は、常に国民の声を真摯に受け止める政党で
なくてはなりません。これからも安心して政権を任せていただけるよう、謙虚で丁寧
な政治姿勢と強い覚悟と責任をもって地元の皆さんと共に「長崎・離島の創生」を実
現するため全力で取り組むことをお約束申し上げ、新年のご挨拶に代えさせて頂きま
す。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。